volvo v90 サイズ 4


ボルボV90に乗ったとだれかに話すと、たいていサイズのことを質問される。「大きいんですか?」と皆心配する。いい機会だからFAQとして書いておこう。V90のサイズは全長4935mm、全幅1890mm、全高1475mm。「メルセデス・ベンツE250ステーションワゴン」は同4960mm、同1850mm、同1465mm。モデル末期だが、「BMW 528iツーリング」は同4915mm、同1860mm、同1490mm。「アウディA6 2.0 TFSIクワトロ」は同4955mm、同1875mm、同1495mm。どの数値もせいぜい数十mmの差しかない。つまり、V90はライバルに比べて大きいわけではない。よし次から「ここ読んで」と言おう。, ただサイズを心配する気持ちはよくわかる。全体に水平基調で、前後に伸びやかなスタイリングのため、大きく、というか長く見えるのだ。横から見ると、フロントオーバーハングの短さとホイールベースの長さが際立っている。フロントオーバーハングが長く、ホイールアーチからドアまでが短いというのがエンジン横置きモデルの常のはずだが、新型V90が用いるSPAという新しい車台は自由度が高く、まるでエンジン縦置きモデルのようにフロントオーバーハングが短い(前輪が前の方にある)スタイリングを可能とした。, 近頃の乗用車はエンジン横置きのFWD(かそれをベースとした4WD)が多数を占めるが、いわゆる高級車は今もエンジン縦置きのRWD(かそれをベースとした4WD)が多い。また高級車はそうあるべきだという風潮もまだまだ根強い。ボルボの縦置き風デザインからは老舗高級車ブランドへのコンプレックスが見て取れる。だが周囲からのV90に対する高い評判を聞く限り、旧来のクルマ好きの講釈なんぞだれも気にしていないことがわかる。やがてエンジンは搭載されなくなるか、搭載されても隅でほそぼそと発電するのみとなる日はそう遠くない。縦でも横でも斜めでもいいのだ。, ただ、この車台はなにもデザイナー(スタイリスト)を喜ばせるために自由度が高いわけではない。この車台は次期「60シリーズ」にも用いられる。90シリーズの「XC」「S」「V」「クロスカントリー」の4モデルのように、60シリーズでも4モデルが展開されるだろうから、少なくとも8モデルに対応可能な伸縮自在ぶりを発揮しなければならないわけだ。それにどこかのタイミングでクーペやオープンカーが出てくる可能性もある。それぞれにFWDと4WDがあり、またPHVを含むさまざまなパワートレインを搭載する。そういったバリエーションに対応するために自由度が高いのだ。, 試乗したV90には2リッター4気筒エンジンが搭載されていた。というかV90には2リッター4気筒エンジン搭載車しかない。それにターボチャージャーを付け加えたのが「T5」、ターボ+スーパーチャージャーを付け加えたのが「T6」、ターボ+スーパーチャージャー+電気モーターを付け加えたプラグイン・ハイブリッド版が「T8」と、価格に応じて3種類のパワートレインを設定する。どれもコンベンショナルな8ATとの組み合わせ。今回乗ったのはT6。最高出力320ps/5700rpm、最大トルク400Nm/2200-5400rpmと、車重1870kgのV90を動かすには十分なスペックなんじゃないかと想像しながら試乗した。, 十分だった。2種類の過給器は、おそらく低回転時をスーパーチャージャーが、中・高回転時をターボチャージャーが担っているのだろうが、いわゆるラグがない。踏めばどこからでもグイッと加速する。大排気量自然吸気エンジン搭載車のようだ。正確に言うと、発進直後、つまり0km/hから動き始める一瞬の力強さだけは大排気量自然吸気エンジン搭載車に劣る。ただし、これはボルボのみならずダウンサイジング・コンセプトのエンジンを積むすべてのクルマに言えること。その代わりに得るものが多すぎるので大排気量時代に戻りたいとは思わない。例えば、排気量に応じて自動車税が決まるという旧態依然としていて、まったく実情に即していない日本の税制のもとでは、ダウンサイジング・コンセプトに乗ることは合法的脱税、すなわち節税みたいなものだ。, パワーは十分なのだが、音と振動はマルチシリンダーのようにはいかない。特にエンジン音は4気筒であることを隠しきれない。四六時中、極上のフィーリングに包まれていないと気が済まないという人はほかを当たったほうがいい。けれど、たいてい音楽聴いているし……という人なら、4気筒にしては静かだし、振動もよく抑えられているので、乗ってしばらくすれば気にならなくなるはずだ。, インテリアは高級感に満ちている。ほかの高級車と同じようにウッドとクロームとレザーがあちこちに使われているが、不思議とボルボのインテリアは明るく、なんというか清潔感がある。ギラギラしていない。ガラス面積が広いサンルーフが付いていたということもあるのかもしれない。, ATセレクターの手前にあるダイヤモンドカットの豪華なスターターダイヤルを回すというより少しひねるとエンジンがかかる。今後のクルマのトレンドになりそうな縦長のタッチパネル式の9インチディスプレイがセンターパネルの一等地に配置される。ここでほとんどの設定をするので、物理的なスイッチは少ない。, 昔のボルボのスイッチ類は一つひとつが大きく、一定の間隔が保たれていた。寒い国生まれのクルマなので手袋をしたままでも押し間違えないための配慮だ。V90のディスプレイが、iPhoneのような静電容量方式ではなく、手袋をしたままでもタッチ操作可能な赤外線方式なのは、そうした配慮の現代的解釈と言える。じゃあ30年後のボルボは手袋関連でどういう工夫をしてくれるかなと想像してみたが、きっとその頃にはジェスチャーか音声でコマンドを伝えるのが主流になっていて、手袋は関係なくなっているだろう。, ダイヤルスイッチで選べるドライブモードを「ダイナミック」にすればワインディングロードでもそこそこ軽快な身のこなしを見せるが、このクルマが真価を発揮するのは高速巡航だ。居心地のよいインテリアに包まれての長時間クルージングは実に心地よい。シートは形状がよいのに加え、調整しろもたっぷりあるので、きっとだれでもベストポジションを得られるに違いない。フロントがダブルウイッシュボーンのコイルスプリング、リアがマルチリンクのエアスプリングというサスペンションは、巡航中に常にフラットであろうとし、路面の不整も素早く収束してくれる。一般道でもう少しソフトなら完璧だ。リアのエアスプリングはオプションで、標準ではリーフスプリングとなる。これも悪くはない。, そういえば、V90のマッサージ機能がクルマに備わるそれのレベルを完全に超えている。他のクルマのそれがせいぜい振動するぐらいなのに対して、だが、V90のマッサージはモミ玉によるタイプで、ヤマダ電機にズラリ並んでいるマッサージチェアのうちの中級機ぐらい本格的にグリグリやってくれる。どこかへ行く用事がなくてもマッサージのためだけにガレージへ向かいたくなる。, ボルボの高速巡航が素晴らしい理由がもうひとつ。ACCがオンのときにパイロットアシストを作動させれば、設定した速度の範囲内で先行車に追従してくれるのに加え、カメラで車線を読み取って、車両が車線の中央を維持するようにステアリングアシストしてくれる。ドライバーはステアリングホイールに軽く手を添えてさえいればいい。2016年に日本導入された「XC90」で初めて採用された機能だが、当初は設定可能速度が40km/hと低かったので、役立つのは渋滞中くらいだった。それがV90では140km/hまで設定可能になったので、高速道路で活用できるようになった(現在はXC90もそうなっているはず)。, この機能はドライバーの役割を、操作から監視に変えたという意味で“運転を変えた”と思う。もちろん、現時点では車線が明瞭でないところでは機能しないし、急な割り込みに対応できない場合があるし、そもそもハンズオフを許してくれないから自動運転とはほど遠い。第5段階を完全自動運転だとすれば、ようやく第2段階に達したといったところだ。それでも、手に伝わるステアリングの細かい動きや、先行車との車間を保つための自動的な減速を体感すると、思えば遠くまできちゃったなという感じ。そしてやっぱり楽だ。運転が長時間になればなるほど疲労が少ないに違いない。安全装備は現行の市販車で最も充実している。ボルボだけに。, T6エンジンを搭載したV90 AWDインスクリプションは799万円。テスト車はサンルーフや上級のオーディオ、リアエアサスが付いて884万6000円。動力性能や装備の有無など、数値化できる項目を比較すれば、ライバルのドイツ車よりも買い得な値付けだ。数値化できない快適性や満足度なども、以前のボルボ、例えば「V70」時代よりも格段にアップした。4気筒を試してみて気にならなければオススメ。と締めくくろうと思ったが、今や「Eクラス」も「5シリーズ」も「A6」も4気筒なので、条件をつけずにオススメしてしまおう。, ところで、セダンのS90はとりあえず500台の限定車だ。ボルボの戦略として、日本仕様の最初の500台はスウェーデンで生産した車両を輸入するが、その後は中国製の車両を輸入することになっている。今後、欧州向けを含むすべてのS90が中国製となるからだ。それを日本のボルボユーザーがどう考えるかインポーターとして判断しかねるため、当面のS90の売れゆきを見てから、501台目以降も入れるかどうか決めるようだ。設計がスウェーデンならOKじゃないかとも思うし、すでに日本人が中国製のモノを排除して生活するのは難しいと思うが、食品や衣服と違い、クルマは高額なので、ま、いいかと思えない人もいるかもしれない。日本仕様だけでもずっとスウェーデン製にしてくれればよいのだが、ボルボ本社の皆さんにアジア近現代史を深く理解せよというのも難しかろう。日本仕様のV90は今後もスウェーデン製だそうだ。, ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4935×1890×1475mm 全長:4,965mm / 全幅:1,880mm / 全高:1,445mm. クロスカントリー   ターボ搭載ディーゼルエンジン, グレード名                           排気量          馬力(PS)        トルク(kgm)      燃費(km/l) Copyright webCG Inc. All rights reserved. S90. 全長:4,935mm / 全幅:1,890mm / 全高:1,475mm. ボルボ V90、この車の歴史をご存知でしょうか?また、この車の評価や中古で購入する際に気を付けておきたいことを知っていますか? 中古車には故障しやすいリスクが少しはあるとはいえ、安全な車を購入して、安心して乗りたいですよね? XC90. T5                                  2.0                   254                     35.7               14.4 俳優・高橋克典もその仕上がりに驚嘆! ソフト99最新カーコーティングの実力を体感した。, [webCG x Dplayプレミアムプラン]webCGの記事とディスカバリーの番組がすべて見放題!, ボルボXC60 B6 AWD R-DESIGN(4WD/8AT)/V60 B5 R-DESIGN(FF/8AT)【試乗記】, アウディe-tronスポーツバック55クワトロ ファーストエディション(4WD)【試乗記】, 「ボルボV60」に48Vマイルドハイブリッドパワートレインの「B4」「B5」登場【ニュース】, GMが新型「キャデラック・エスカレード」を日本導入 東京オートサロン2021で日本初公開【ニュース】, ボルボの「S60」「V60」「XC60」のPHVに走行性能を高めた限定車登場【ニュース】. 必要な場面でエンジンをアシストし、スムーズで静かな走りが堪能できる48V ハイブリッドと、, ケア・キーを使用することにより、車両に制限速度を設定することができます。若年運転者等に車両を貸し出す場合などにケア・キーを使用することで事故の危険を減らすことを目的としています。キーのその他の機能は、通常のリモートコントロールキーと同じです。, ボルボが培ってきた伝統と経験すべてを、ノルディックという名のもとに、極める。プレミアム・エステートの世界を、どこまでも豊かにするV90 D4 Nordic Edition。, 外見が美しく、シンプルで、機能的なボルボの北欧デザイン。各モデルのスペックや装備、価格など詳細な情報をご覧いただけます。, Reevoo社のレビューから、ボルボ・オーナー様の情報をお届けします。実際に購入したことを認証済の方からのみレビューを収集しており、各モデルそれぞれについてのお声をご覧いただけます。, 毎週100名様に1泊2日のモニター体験をプレゼント。快適な乗り心地を心ゆくまでご体感ください。, ボルボとの素晴らしい時間をあなたのものに。ニーズに応じた様々なプログラムを用意しております。. ホイールベース:2940mm 車重:1870kg なお、トランクスペースに触れてませんでしたが十分な広さがあります。DピラーがV70より寝ていますが実質的な使い勝手は変わらないと思います(そこまでいっぱい積むこともありません、、)。https://review.kakaku.com/review/70102220130/#tab, ドイツ車の場合はシートに座った瞬間に高揚感が高まり、飛ばしてみたいという衝動に駆られるが、VOLVOの場合は癒しの空間を感じて、ゆったりとロングドライブを楽しみたくなる。これがVOLVOの持つ不思議な世界観なのかも知れない。https://minkara.carview.co.jp/car/volvo/v90/review/, 内装の仕立てもお気に入り #ボルボv90#volvo #v90cc #v90クロスカントリー #愛車#内装, junpessさん(@junpess)がシェアした投稿 – 2019年 3月月10日午前5時51分PDT, 全部は載せれないので(面倒くさい訳では無い)ざっと総評すると、充分なパワーに安全装備を含む機能性、落ち着いたインテリアなどが定評のようです。, また故障の方もまだまだ新しい車とゆう事もあり、マメなメンテナンスを怠らなければ、故障頻度はかなり下がるでしょう。, 現行モデルのボルボ V90について歴史や評価がわかったのではないでしょうか? T8                     4935×1890×1475 走行状態:市街地(2)/高速道路(7)/山岳路(1) D4、T5、T6 AWD、T8 AWD、インスクリプション、モメンタム、クロスカントリーのグレードの違いは? テスト形態:ロードインプレッション また、You Tube等の動画への引用を厳禁いたします。, 【ボルボ新型V90最新情報】2020年型マイナーチェンジ!V90クロスカントリー/T8/T6、燃費やサイズ、価格、発売日は?, 【ボルボ新型XC90】電動化!「XC90 B6」2020年8月25日改良日本発売!最新情報、燃費やサ…, 【ボルボ新型XC90】48Vハイブリッド「XC90 B5」日本発売!最新情報、T8/T6、燃費やサイ…, 【ボルボ新型V90】「新デザイン!」2020年10月21日ビッグマイチェン日本発売!最新情報、V90…, 【ボルボ新型V90最新情報】2019年9月12日マイナーチェンジ日本発売!V90クロスカントリー/T…, 【ボルボ新型XC90最新情報】2019年8月22日マイナーチェンジ日本発売!ディーゼル/T8/T6、…, 【レクサス新型LBX】「新コンパクトSUV!」2021年発表!最新情報、サイズ、燃費、価格は?, 【新型2シリーズアクティブツアラー】2020年末フルモデルチェンジ発表!最新情報、スペック、燃費、価格、発売日は?, 【フェラーリ新型SF90ストラダーレ】PHEVオープン!「スパイダー」発表!最新情報、価格やスペックは?, 【ルノー新型カングー】「新世代!」2021年型フルモデルチェンジ発表!最新情報、サイズ、燃費、発売日、価格は?, 【新型エスカレード】「新世代最上級!」2020年11月13日フルモデルチェンジ日本発売!最新情報、価格、サイズ、燃費は?, 【スバル新型WRX STI/S4】「プロト走行開始!」2021年10月フルモデルチェンジ発表!最新情報、発売日や価格、スペックは?, 【BMW新型iX】「600km走行!新電気自動車SUV!」2020年11月11日発表!最新情報、価格、スペックは?, 【トヨタ新型ノア】2021年7月フルモデルチェンジ!最新情報、ノアカスタム、価格、サイズ、燃費、発売日は?, ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付ブラインドスポット・インフォメーション・システム), V90 T8 Twin Engine AWD Inscription:9,920,371円. 全長:4,950mm / 全幅:1,960mm / 全高:1,775mm. V90 LINEUP V90 B5 Momentum < 48Vハイブリッド搭載車 > 車両本体価格:¥7,140,000[消費税抜価格:¥6,490,909] 別途リサイクル料金:¥21,350 V90 B6 AWD R-Design < 48Vハイブリッド搭載車 > 車両本体価格:¥8,840,000[消費税抜価格:¥8,036,364] 詳細はこちら ... 圧倒的な走行性能と地球環境への配慮。相反する要素をどう両立させるか。2.0リッター 4気筒のエンジンは300馬力を超えるパワーを実現。 ... 詳細はこちら: 補助金のご案内. D4                 2.0                   190                     40.8               16.2

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